ライフハック手帖

日々の暮らしのちょっとした工夫とか

電動耳垢掃除機”耳クリーン”。お値段相応かそれ以下な気がします。

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普通の耳かきでは、満足に「耳垢を綺麗に取れた感」を感じる事ができずに不満を抱える中でこの耳垢掃除機を見つけました。
謳い文句としては「耳垢を『振動』で心地よく落としながら『吸引』して取り除きます」です。
凄くスッキリしそうな気がします。

  • 耳掃除
  • 良いとこ
  • 悪いとこ
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銀翼のイカロス_感想

銀翼のイカロス (文春文庫)

銀翼のイカロス (文春文庫)

半沢直樹シリーズの第4作目です。

ストーリーの展開は、以前からの半澤シリーズと同様に、半澤が押し込められて強いプレッシャーを与えられる中で最終的に大勝利を収める流れで、読みながら流れも読めてしまうのですが、それでも痛快で感動しました。

文章的に難しい言い回しも少なく、展開もスピーディーで非常に読み易い割に、何故か作品としての陳腐感をあまり感じません。

実際にここまで突っ張ったら間違いなく潰されると思いますが、次々と切り捨てていく様はエンターテイメント小説として非常に面白いです。
自分自身の仕事のストレスをある程度発散出来ている気もします。

読みながらテレビドラマシリーズの堺雅人が何度か思い起こされました。
この作品も同じような配役で映像化して欲しいです。

今回は倒産寸前の巨大航空会社の立て直しでしたが、次回の作品は何がテーマになるか楽しみです。

海賊とよばれた男_感想

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

全体を通して、文章の表現方法がやや薄い感じがしました。
後半は調べたことの説明発表かと思われるような表現が散見されましたが、熱い思いが滲み出る感じのストーリー展開が良く、ページ数の割に一気に読み進むことが出来ました。
「永遠の0」が楽しめた人はこの作品も楽しめると思います。

gendai.ismedia.jp
昭和シェル石油と出光興産の合併問題で、出光興産の創業家が合併に反対することで両社の合併が進められない、ということがニュースになったりしています。
この本を読むまでは、なんとなく”時代遅れの老人が現在のマーケットを理解出来ないから”反対しているのか程度に思っていましたが、本書を読むことで反対する理由がよく解りました。
上記のサイトの記事では、創業家の合併に反対する意見が記載されていますが、出光佐三の息子さん達は、現在も本書で語られた創業者の意志を継いでいるということがよく解ります。

この本を読んで戦後の日本人は劣化したのかも知れないと思わされました。若い人こそ読んだほうが良い作品だと思います。
www.idemitsu.co.jp

これは怖い!アイデア次第でいろんな使い方が有りそうです。_AtmosFX Digital Decorating Kit

fancy.com
これは怖い。怖すぎです。送料別で$200(US)です。
意外と安いです。

AtmosFX Digital Decorating Kit

このように窓やドアに向けてホラー的なプロジェクターの映像を投影すればかなりのインパクトを演出できそうです。

要はプロジェクターだと思いますが、ハロウィン、クリスマスや誕生日祝い等の時の使用が推奨されています。
ハロウィンは解りますが、クリスマスの時にはこの怖い映像を変更する必要が有りそうです。

AtmosFX Digital Decorating Kit
自宅周辺で話題になることは間違いないでしょう。

高速道路から見えるマンションの窓等に投影すると交通事故を誘発してしまうおそれも有りそうです。

「寝室で寝ているところにソット仕掛ける」とか「部屋を真っ暗にして、これを投影した状態で人が帰ってくるのを待つ」とか
これを使って人を驚かす方法がいろいろと有りそうです。

スタンフォードの自分を変える教室_感想

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

今何か人生に悩んでいるわけではありませんが、本屋さんでタマタマ目についたので買って読んでみました。

以前テレビで”ハーバード白熱教室”を見て、道徳とか正義について考えさせられたことが記憶に残っていました。

ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業〔上〕(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業〔上〕(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 作者: マイケル・サンデル,NHK「ハーバード白熱教室」制作チーム,小林正弥,杉田晶子
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2012/02/09
  • メディア: 文庫
  • 購入: 1人 クリック: 8回
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”スタンフォードの自分を変える教室”は”ハーバード白熱教室”に響きが似ているせいで手に取ってしまったかも知れません。


この本の話の概要は”脳科学、心理学や社会学の知見を使い、意志力(意志の力)とは何かを解き明かし、自分の目標を達成するためのセルフコントロールに利用する”と言うような内容ですが、全体として納得出来ることが多く、しっかりと理解すれば実生活に活かせる気がします。

少し印象に残ったフレーズを以下に記載します。

私たちは今日よりも後のほうが自由な時間があるはずだという、まちがった予想をすることがわかりました。

…中略…

私たちは先のことを考える時、きっといまと同じように雑用に追われて忙しいだろうとは思いません。そのため、今日はやりたくないことでも、あとになればきっと時間も余裕もあって出来るはずだと思ってしまいます。

これは夏休みの宿題を最終日まで持ち越してしまう心理を的確に言い表している気がします。
やらなければならない仕事を後回しにしてしまう心理を表しているとも思います。

脳の報酬システムは、ある程度のお金が確実に貰えるより、大金を貰える可能性があるほうが興奮します。

だからこそ、みんな2パーセントの利率で預金するよりも宝くじを買おうと思うわけです。
そんなわけで、企業では一番下っ端の社員にさえ「いつかCEOになれる可能性はある」と思わせるのが大事なのです。

預金と宝くじの関係は、多くの人が経験的に理解していると思いますが、そこから”「いつかCEOになれる可能性はある」と思わせるのが大事”と言うことを導き出しています。
これには納得しました。

未来の自分へメッセージを送る(メールメッセージを決めた日時に自分へ送る)サービスが紹介されていました。
現時点でもこのサービスは続いているようです。
www.futureme.org
私は禁煙外来でタバコをやめることができましたが、その当時のプログラムの中で、半年とか一年後(期間は忘れましたが)の自分への手紙を書かされたことを思い出しました。
こうった行為は、目標へ向けた活動を継続させるための一助になるのでしょう。

文章的に難しい表現等はあまりなく、解りやすく説明されているので、苦労せずに読み進むことが出来ます。
ダイエットなどの目標に向かって進んでいる時に挫折しそうになったら、この本を少し読み返してみれば効果があると思います。