観賞魚の水槽を上品なものに入れ替えました。コトブキ アーク250CFセット
水槽の底に草の種を撒いたら、もっさりと芽を出して以外と綺麗でした。
少し調べると、二酸化炭素(CO2)を水槽に添加すると青々と元気に草が育つらしく、購入のための検討として調べてみました。
CO2添加方法の種類
タンクからの強制添加式
- タンクからの強制添加方式とは、圧力容器に高圧で封入されたCO2を一定流量で水槽内の水中へ拡散させて、水に溶け込ませる方式の物です。
1.CO2ボンベ
Leaf CO2 ボンベ 74g 5本セット 炭酸ボンベ 汎用品 新瓶
- メディア: その他
- 高圧の二酸化炭素が封入されたボンベです。生ビール用に使うような大型のボンベを使う方法もあるようですが、一般的には手のひらに乗るような小型の物を使うようです。ランニングコストは添加量にもよりますが、1ヶ月当たり400円程度といったところのようです。
- 70グラムくらい入って、安めのボトルで400円程度です。
- amazonで調べていると、自転車用の内容量の少ないボトルが一緒に出てくるので、購入の際は間違って購入しないように注意が必要そうです。
2.レギュレーター
- 高圧でボンベの中に封入されているCO2の圧力を下げて出す役割の、減圧弁です。
- 上の物はレギュレーターにゲージと、スピードコントローラー、バブルカウンターが付いた物です。
3.電磁弁
- 24時間CO2を添加し続けると夜間に水槽内が酸欠状態に陥る可能性が有ります。なので、魚を飼いつつCO2をガンガン入れると魚が死滅することになります。この電磁弁は電気が流れている時にバルブが開放されるようになっているので、電気容量が足りるのであれば、照明のタイマーと同じところに挿せば良いと思われます。
4.スピードコントローラー
- スピードコントローラー単体でも製品が有りますが、調べているとレギュレーターと一体型になっている物も多く、合計金額で考えると一体型のほうが割安な感じがしました。
5.逆止弁
- CO2ボトル側に水槽の水が逆流することを抑えるための、逆止弁です。
6.バブルカウンター
バブルカウンター クリア 二酸化炭素 CO2 カウンター ガラス製 泡 飛散防止 水槽 水族館 高透明度
- メディア: ホーム&キッチン
- CO2の添加量を確認するためのバブルカウンターです。
7.CO2拡散器
- 水槽内の水にCO2を拡散させて溶け込ませるための物です。
8.電源タイマー
リーベックス(Revex) コンセント タイマー スイッチ式 簡単デジタルタイマー PT70DW
- メディア: ホーム&キッチン
- 電源タイマーはこういった物が使えそうです。
9.その他
- 部品毎に安い物を探して構成すれば安く済みそうな気もしますが、ホースの径が合わなかったり等のトラブルが有りそうなので、最初はこういった感じのセットが良いかも知れません。このセットには電磁弁が入っていないので、夜間は手動でバルブの閉鎖が必要です。レギュレーターのネジ規格も5/8X18UNFとなっているので、汎用性が有りそうです。
- CO2ボンベからレギュレーターを通して出てきたCO2は、減圧されているとは言え、まだ若干高圧なので、耐圧チューブが必要です。スピードコントローラーより先は普通のチューブで良いようです。
10.注意点
水草CO2添加におすすめのレギュレーター(小型ボンベ〜ミドボン)
http://www.haru-design.jp/gal/co2_556.php
- 上記のサイトで記載が有りますが「レギュレーターの小型ボンベネジ規格は5/8X18UNFを選択!」ということらしいです。理由は以下の通りなので注意が必要です。
ADA、テトラ等独自ネジ規格レギュレーターは専用のADA、テトラ製小型ボンベしか利用できないため注意が必要です。
大型ボンベ(ミドボン)に比べコストのかかるカートリッジ式小型ボンベはネジ規格(5/8X18UNF)を選ぶ事でランニングコストを抑えられます。
タンクからの強制添加のインライン方式
- 方式は上記と同じですが、CO2を添加する箇所を外部フィルターの出口ラインの途中にした方式です。水槽の中にCO2拡散器が無くなるので、水槽内がスッキリします。
11.CO2拡散器とバブルカウンター一体型
- インラインで無い方式と比べると、さらに道具が増えてコスト増の要因ですが、拡散機が無くなる分だけ水槽がスッキリします。これは良いと思います。
12.外部フィルター
- 外部フィルターはこれを使っています。テトラの物は水中ポンプが水槽内に配置していますが、これは水中ポンプが外部フィルター内に有ります。僅かですが、水槽内にポンプが無い分だけ水槽内がスッキリします。