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宇宙の真理を説く般若心経が凄い(私のブログ・ネット大賞2016 )

今週のお題「私のブログ・ネット大賞2016」


「今年見てきた中で印象に残ったブログ記事」と言うことで何となく思い出していたら思いついたのがこれでした。
www.zen-essay.com


途中省略していますが、そこで述べられている般若心経の現代語訳とは以下のような内容でした。

超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?
誰でも幸せに生きる方法のヒントだ
もっと力を抜いて楽になるんだ。
苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ、安心しろよ。

この世は空しいモンだ、
痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。


省略


勘違いするなよ。
非情になれって言ってるんじゃねえ。
夢や空想や慈悲の心を忘れるな、
それができりゃ涅槃はどこにだってある。


省略


いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?

『唱えよ、心は消え、魂は静まり、全ては此処にあり、全てを越えたものなり。』
『悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。』


心配すんな。大丈夫だ。

涅槃はどこにだってある。」この言葉の響きにはスタイリッシュさを感じました。

それから「『般若心経』を現代語訳するとこうなる - 存在が存在することの意味を説くお経 - - 禅の視点 - life -」を読みましたが、般若心経とは宇宙の真理を語ろうとしていると感じ驚きました。

  • 目で見えるもの、耳で聞こえるもの、肌で感じる触覚等は流動的な状態から起こった一つの現象でしか無く、自分と言う絶対的な存在は無いと言うことを説いています。
  • これは医学的な見地でも以下の書籍で目にしたことが有ります。

  • 上記の書籍の中では、人間の体を構成している細胞は一定の期間で全て新しいものと入れ替わるので、過去から現在につながる「自分」と言う絶対的に同じ物は存在しないと述べられています。これは般若心経で言わんとする「空」と言う概念とかなり似ていると思います。
  • じゃあどうしたら良いのか?と。それを般若心経では以下のように説いています。

能除一切苦 真実不虚
(のうじょいっさいく しんじつふこ)
あらゆるものは「空」である。
この真実を本当に知る者は、どんな苦しみも、それが概念でしかない自分が築き上げた、さらなる概念であることに気がつくだろう。
だから苦しみから逃れようとして苦しむことなど、あるはずもない。

  • あらゆるものが「空」であることを理解(感覚的な理解)出来れば、全ての苦しみから解き放たれると言うことでしょうか。


経文の最後に唱えられているのは意味不明な呪文(意味はあるそうです。)だそうで、やっぱりそう言うのもあるんだなと。

ギャーテーギャーテー
ハーラーギャーテー
ハラソーギャーテー
ボウジーソワカー

誤解なく理解したい方は全文を読んで下さい。

何度か読み直して意味を暗記出来たらカッコイイなと思いましたが、同時に思ったのは、そんな不純な動機では宇宙の真理を理解するには100万年早いな、と言うことでした。