ライフハック手帖

日々の暮らしのちょっとした工夫とか

災害時の電力確保策

最近は地震やら洪水やら何かと自然災害が発生していますが、それにともなって停電も発生しています。
私はポータブル電源を持っていますが、これでどういった種類の家電製品を動かせるのか?
また動かせる時間はどの程度を見込めるのか調べてみて、新たに小型の発電機を購入することにしました。
*電気の時間あたりの消費量等については、ネットで調べた情報をもとに概算として計算しているので、殆ど間違ってはいないと思いますが精度としてはそんなもんです。


各家電の電力消費量(定格)

消費電力(W) 電圧(V) 電流(A)
冷蔵庫 194 100 1
冷凍庫 100 100 1.2
エアコン1 575 100 6
エアコン2 800 100 5
エアコン3 655 100 5
エアコン4 994 200 7
電子レンジ 1200 100
ドライヤー 1000 100
炊飯器 1200 100
テレビ 100 100
  • 所有しているポータブルバッテリーの容量は出力が1000Wなので、消費電力が1000Wを超えるものは回せないと思われます。

電源と使用家電と使用時間

  • 今持っているポータブルバッテリーの容量は、約1000WH、出力1000W
  • 非常時の使用なので、エアコン1台と冷蔵庫のみを回すとしても600W(エアコン)+194W(冷蔵庫)=794Wとなって794Wx1時間=794Whとなるので、1時間と少しくらいしか運転出来ません。
  • それでは、エアコン無しを想定するとして、一般的な扇風機は30W程度とのことで、30W(扇風機)+194W(冷蔵庫)=224Wとなり、224wx4時間=896Whとなって4時間程度回せると言うことになります。めちゃくちゃ暑い夏にエアコンを使用しないとしても扇風機が4時間しか回せません。冷蔵庫を止めると貴重な食べ物も腐りだすので、避けたいところです。
  • 最近の酷暑の中で、扇風機なしでは死ねる気もするので、なんとかエアコンも回せるようにしたいです。

問題点と発電機を利用した解決策

  • ポータブル電源では、現行の製品でかなりの大容量のものを購入しても、エアコンの消費電力を考えるとすぐに限界に達してしまう。
  • 次善としては、燃料を焚いて発電ということになるが、昔からあるような出店が使う小型発電機では、騒音に加えて以下のような問題がある。
    • ガソリンや軽油等の生の燃料は劣化することから、いつ起こるか解らない災害に備えて生の燃料を長期間の保存が難しい。
    • 特にガソリンですが、まぁまぁの危険物なので、常時近くに置いておきたくない。
  • とは言え、災害時にたまたま生の燃料が入手出来た場合には、それを利用して発電出来る体制が望ましい。

  • そこでコレを注文しました。まだ届いていませんが。

この発電機の良いところ、悪いところ

良いところ
  • ガソリンまたはカセットガスで発電が出来る。
  • 出力は余裕の1.7kVA~1.8kVA。これだと燃料さえ有れば、エアコンと冷蔵庫をずっと回せます。
悪いところ
  • カセットガスの消費が早い。カタログスペックだと、100%負荷で使用した場合、0.8時間でカセットガスを3本も使用するとなっています。*入手後に実験します。
    • ということで、いざという時には車の燃料タンクから燃料を抜くポンプと、カセットガスを6本並列で同時に繋げるアダプターとガソリンの携行缶も購入しました。

  • これだけ備えておけば、停電が起きた時が酷暑の夏でも極寒の冬でもなんとか過ごせそうな気がします。