ライフハック手帖

日々の暮らしのちょっとした工夫とか

結構種類が多い。観賞魚の産卵箱。

観賞魚を水槽で飼育して3年くらいになりますが、数日前にグッピーを購入しました。

グッピーは高い確率で子供を作れるらしいのですが、生まれた子供を隔離しないと、かなりの確率で親が子を食べてしまう*1らしいです。グロいです。

上手くいくかどうか解りませんが、産卵に備えてグッピーのための産卵箱を購入することにしました。

調べてみると結構種類があって迷いましたが、水槽があまり大きくないことも理由となって、結局スドー コモンケース産卵箱 ミニにしました。

いろいろ調べた結果ついて以下にまとめました。

使っている水槽

  • 半円なところは見た目がおしゃれで良いのですが、半円の部分にはフィルターのシャワーパイプ等が取り付けられません。
  • 容量が約10Lなので小型水槽の部類に入ります。
  • 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :23.8×12.5×25cm

増設型の産卵箱のメリット

  • 産卵の時にもう一つ小型の水槽を用意しても良いとは思いますが、突然必要となる産卵のタイミングでもう一つ水槽を用意することになり、水質や水温の管理を急におこなうことから、魚の健康リスクと手間が発生します。
  • 増設型の産卵箱はメインの水槽の水を循環させることで、水温や水質の追加管理が不要となり、設置の手間もあまりかからないことからかなり良いものだと思います。
  • 攻撃性の強い魚の隔離にも使えます。

産卵箱の種類

スドー コモンケース産卵箱 ミニ

  • 水槽の中に入れるタイプです。
  • 容器の内部が二重構造になっていて、稚魚がスリットを抜けてもう一つの区画に移動することで、親から食べられるのを防ぐことが出来る。
  • 二重構造の上の部分は取り外せるので、親だけを容器から出すことが出来る。
  • この容器の固定には吸盤が使用されていて、容器が浮く構造になっていないので、水槽内で落下する可能性が考えられる。
  • キスゴムの劣化が起こるので、長期間が経過後はキスゴムの交換が必要になる。
  • 使っている水槽のサイズや機能性の良さで結局これにしました。簡易の浮力体を取り付けるか、落下防止用のフックを付ければ完璧な気がします。
  • 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :9.6×9.3×10.6cm

水作 フロートボックス

  • フロートが付いていてこれ自体が浮くようになっています。吸盤が付いていますが、これが外れても落下の心配が有りません。
  • 浮かせておけばメイン水槽の水位が変化しても産卵箱内の水位は一定となるので、産卵箱内の水位の心配をする必要が有りません。
  • これも二重構造になっていて、産卵後に稚魚が別の区画に行けるようになっています。
  • サイズ:170mm×95mm×80mm
  • これが良かったのですが、サイズが若干大きくて今使っている水槽のスペースをかなり圧迫しそうなので断念しました。

スドー サテライト S

  • 外掛け式で、メインの水槽の水をエアーポンプの空気によって還流させて使用するタイプです。
  • 外掛け式なので、水槽内部のスペースを圧迫しません。
  • スドー サテライトはサイズや形状が異る"S"とか"スリム"とか"L"等いくつか種類が有ります。
  • 産卵箱としてAmazonや楽天でのランキングでも上位に来ていて、同種の他製品とくらべても安定した機能性の高さがあると思われます。
  • 砂を敷いて水草を育てる用途に使う事も出来る。
  • これも良さそうでしたが、水槽の形状で半円形の部分に取り付けられそうにないことと、水槽まわりのスペースの確保が難しそうなことから断念しました。

産卵飼育ネット

  • ネットを設置するだけのタイプです。
  • ネットの目が細かいことから魚の糞等が溜まって掃除の手間がかかるようです。
  • 設置は超簡単ですが、二重構造等にはなっていないので、機能性は有りません。

まとめ

  • 他にも多くの製品が有りますが、増設型の産卵箱を大きく分けると”外掛け式タイプ”、”中に入れるタイプ”、”ネットだけを設置するタイプ”くらいに分ける事ができます。
  • 調べる前に思ったよりも結構多くの種類が有りました。
  • 機能についていろいろと考えられている割には、値段がどれも安く、別の用途も考えられるので、いろいろ考えながら探すのが意外と面白かったです。

*1:口に入る大きさのものを餌として見てしまうらしいです。