ライフハック手帖

中年サラリーマン的な視点の、日々の暮らしのちょっとした工夫とか

スタンフォードの自分を変える教室_感想

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

今何か人生に悩んでいるわけではありませんが、本屋さんでタマタマ目についたので買って読んでみました。

以前テレビで”ハーバード白熱教室”を見て、道徳とか正義について考えさせられたことが記憶に残っていました。

ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業〔上〕(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業〔上〕(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 作者: マイケル・サンデル,NHK「ハーバード白熱教室」制作チーム,小林正弥,杉田晶子
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2012/02/09
  • メディア: 文庫
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”スタンフォードの自分を変える教室”は”ハーバード白熱教室”に響きが似ているせいで手に取ってしまったかも知れません。


この本の話の概要は”脳科学、心理学や社会学の知見を使い、意志力(意志の力)とは何かを解き明かし、自分の目標を達成するためのセルフコントロールに利用する”と言うような内容ですが、全体として納得出来ることが多く、しっかりと理解すれば実生活に活かせる気がします。

少し印象に残ったフレーズを以下に記載します。

私たちは今日よりも後のほうが自由な時間があるはずだという、まちがった予想をすることがわかりました。

…中略…

私たちは先のことを考える時、きっといまと同じように雑用に追われて忙しいだろうとは思いません。そのため、今日はやりたくないことでも、あとになればきっと時間も余裕もあって出来るはずだと思ってしまいます。

これは夏休みの宿題を最終日まで持ち越してしまう心理を的確に言い表している気がします。
やらなければならない仕事を後回しにしてしまう心理を表しているとも思います。

脳の報酬システムは、ある程度のお金が確実に貰えるより、大金を貰える可能性があるほうが興奮します。

だからこそ、みんな2パーセントの利率で預金するよりも宝くじを買おうと思うわけです。
そんなわけで、企業では一番下っ端の社員にさえ「いつかCEOになれる可能性はある」と思わせるのが大事なのです。

預金と宝くじの関係は、多くの人が経験的に理解していると思いますが、そこから”「いつかCEOになれる可能性はある」と思わせるのが大事”と言うことを導き出しています。
これには納得しました。

未来の自分へメッセージを送る(メールメッセージを決めた日時に自分へ送る)サービスが紹介されていました。
現時点でもこのサービスは続いているようです。
www.futureme.org
私は禁煙外来でタバコをやめることができましたが、その当時のプログラムの中で、半年とか一年後(期間は忘れましたが)の自分への手紙を書かされたことを思い出しました。
こうった行為は、目標へ向けた活動を継続させるための一助になるのでしょう。

文章的に難しい表現等はあまりなく、解りやすく説明されているので、苦労せずに読み進むことが出来ます。
ダイエットなどの目標に向かって進んでいる時に挫折しそうになったら、この本を少し読み返してみれば効果があると思います。