最近ニュース等で「日本は他の先進国等と比べると労働生産性が低い」と言われるのをチョイチョイ目にします。
そこで”労働生産性”ってどうやって計算しているのか調べてみました。
労働生産性の計算方法
労働生産性=付加価値÷社員の数
と言うことです。
付加価値の単位が円で社員の数で割るので、労働生産性の単位は”~円/一人”です。
付加価値とは会社の粗利(売上に対する総利益)です。
と言う事は、労働者一人がどれだけの付加価値を作ることが出来たかと言う数値と言う事になります。
日本はGDPで未だに世界で3番目の経済規模が有りますが、なぜ労働生産性が低いのでしょうか?
労働生産性の県別比較
国内の県別ではどうなのか、気になったので調べてみました。
- 断トツで東京です。下位の沖縄や鳥取付近とは2倍くらい違います。
日本の労働生産性が低い原因
- 日本の労働生産性が低いのは、無駄な会議が多いとか、年功序列的な人事制度により能力不足の上司の乱立が組織の非効率化を招くことが原因と言われています。大企業の一部ではこれを改善させる動きが出てきているようです。
まとめ
- 日本の労働生産性が低い原因を少し調べましたが、無駄で長い会議が多いとか一概にこれが原因と言う物では無いようです。
- 算出値の単位が”円/一人”となっていて、一人当たりの数値なので多くの人達が長い会議に巻き込まれれば数値に表れると言うことを示していて、原因を一概に言えないと言うことは、一元的な解決策も無いと言うことなんだなと言うことが解りました。
業種別の労働生産性比較
ちなみに国内の業種別比較(2015年)は以下の通りでした。
- 不動産業が断トツです。その後に電気ガス、金融保険、情報通信と続きます。不動産業で一人当たりが生み出す付加価値が大きいと言うことは、他の業種と比べて、不動産業で働いた方が高収入を得られる可能性が高いと言えるでしょうか?